建築基準法24時間換気システム

 24時間換気.COMでは建築基準法の改正に基づく24時間換気システムの規定、住宅用換気設備の設置義務化、フィルターの交換、電気代の問題など24時間換気設備に関する解説をしております。24時間換気設備の導入は、建築基準法の改正によって2003年より施行が開始され、一般戸建て住宅などへも設置義務化が定められた事から現在では一般的に認識されるようになりました。そしてその後、増改築部分の規定の変更などが行われ現在の規定に至るのが建築基準法改正の基本的な流れとなります。当サイトが24時間換気システムの設置規定についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

建築技術の向上が招いた換気問題

 24時間換気システムの設置義務化の背景には、実は現在の
●建築技術の向上
 がその背景にあのじゃ。

 従来の昔ながらの日本風御母屋は、通気性の高い建築資材、建築構造によって建築されていた事はご存知じゃろう。

 独自の給気ファン・排気ファンを使用せずとも夏は涼しく冬は暖かい住宅を建築する技術が日本にはあったのじゃ。

 しかし近年は、「省エネルギー化」を考慮した、
●高気密高断熱
 のエコ住宅にその需要は大きく変化してきたのじゃ。

 オール電化住宅、高気密高断熱住宅は限りある資源である電気代のランニングコストを考慮すると、今後も更に推進されるべき建築業界の未来であるのは確かじゃ。

 しかし高気密であるがゆえに建築資材に微量に含まれている化学物質に対する対策が必要となってきたのも事実なのじゃな。

原発の放射能問題は更なる省エネ化を促進させる

 オール電化住宅、高気密高断熱住宅は限りある資源である電気代のランニングコストを考慮すると、今後も更に推進されるべき建築業界の未来であるのは確かじゃ。

 福島第一原子力発電所のメルトダウンによる放射能汚染問題によって原子力発電所の建造に対する「反原発」の意識も世界的に高まってきておる。

 省エネを意識した少ない資源で快適な生活を実現する住宅システムの構築は不可欠となってきておるのかもしれんのぉ。

 しかしやはり、高気密であるがゆえに建築資材に微量に含まれている化学物質に対する対策が必要となってくることもまた現実なのじゃな。

24時間換気システムの運転による放射能汚染の影響と可能性

 関東大震災による福島第一原原発のメルトダウンによる放射能汚染は想像以上に大きく広い地域で汚染土壌が確認されたのは記憶に新しいのぉ。

 建築資材などに微量でありながらもやはり化学物質が含まれていることから24時間換気システムの運転は必要じゃが24時間換気システムを稼働させることで放射能に汚染されている空気なども流入させてしまう可能性があることも事実じゃ。

 24時間換気システムはコントロールスイッチでオンとオフが任意で設定できる為、放射能の不安から電源を切ってしまったほうが良いと感じる方も多いかもしれんのぉ。(参照⇒24時間換気システムの止め方)

 但し、新築住宅などの場合は特に壁紙や新品の家具などに微量に含まれている化学物質量も多いことから換気システムの電源を不用意にオフにしてしまうのも考えものじゃ。

 このようなケースではまず、換気システムの給気口に性能の高いフィルターを設置することをお勧めする。

 換気システムの種類にもよるが給気口フィルターは市販されておるので電源を落とす前にまずは高性能フィルター準備し、その後の対策として電源を切るべきかどうか現在居住している地域の市役所や役場に指導を仰ぐと良いじゃろう。

24時間換気システム設置義務化の背景について

 建築における断熱性の向上は、逆に換気能力の低下現象をおこす要因ともなってしまう。

 これはもろ刃の剣のように、一方が高まれば一方は低下することを意味するのじゃ。

 住宅の資材には、科学物質が微量に含まれておる。

 その為、機密性の高まった住宅には、
●シックハウス症候群
●アレルギー
 などの症状を訴える人が倍増した為、
●2003年7月1日
 より室内の空気を強制的に換気する24時間換気システムの設置義務化が定められ歴史があるのじゃ。